みんなのキンレイ愛で紡がれた
「キンレイソング」

発見 35

キンレイと深夜ラジオ。一見、関係なさそうな両者が出会い、ついに「キンレイソング」まで作ってしまいました。リスナーの言葉を紡ぎ合わせた素朴で温かい歌。その誕生秘話とは?

夜の時間にそっと寄り添う、ラジオと冷凍麺

家事や仕事が一段落した夜。ひと息ついて、つい夜更かししてしまうこと、ありますよね。
静かな部屋で過ごすひとときに、何となくラジオをつけているという方も多いかもしれません。

そうこうしているうちに少し小腹が空いてきて、冷凍庫を開け、「お水がいらない」シリーズを手に取る。鍋に入れて火にかけるだけで、あたたかい一杯の出来上がり──深夜に、ほっと気持ちがゆるむ瞬間です。

キンレイの商品が合うのは、特別な日の食卓というより、こうした何気ない日常の一コマです。一日の終わり、自分のペースで過ごす時間に、あたたかい麺料理が静かに気持ちをほどいてくれる。キンレイは、そんな場面にも寄り添ってきました。

ラジオもまた、日常に寄り添ってきたメディアです。私たちは、そんなラジオ番組に親和性を感じ、関わりを重ねてきました。中でも特に関わりが深かったのがABCラジオの深夜番組「よなよな水曜日」。リスナーとの関係を丁寧に積み重ねてきたこの番組との出会いが、やがて新しい物語へとつながっていきます。

「よなよな水曜日」とキンレイが重ねてきた時間

ABCラジオで放送されていた「よなよな水曜日(通称:よな水)」は、ABCアナウンサーの北村真平さんと、シンガーソングライターの近藤夏子さんがパーソナリティを務め、リスナーとの距離の近さを大切にしてきた番組です。

おふたりが交わすテンポのよいやり取りを楽しむリスナーが集い、寄せられるメッセージを介して番組の雰囲気そのものが育っていく──こうした温かい空気感はラジオ業界での評判も高く、特別番組を行えばSNSで話題になるなど、強い熱量を持つ番組として知られていました。キンレイはそんな「よな水」にスポンサーとして関わることになります。

北村さんいわく、「いわゆる取引先という感じではなく、キンレイさんは“個々の人”が番組に来てくださって、その人と付き合っている感覚です」。「もちろんスポンサー企業さんなのですが、たとえるならバンドメンバー(笑)。こちらから無茶な要望を出してもやってくださるし、ビジネスをこえてお互いを応援したくなる、という感覚があります」

もうひとりのパーソナリティ、近藤さんも同じ気持ちを持ってくださっています。「本当にそう。仲良くなった結果、なんかやろうぜ、バンド組む?みたいな感じで(笑)、いろんなことをやってきました。「これおもしろそうじゃん」「やってみようよ」と躊躇なくやってくださる会社ですよね。ぶっちゃけ、これってキンレイさんのためになってる?と思うこともありましたけど(笑)、私たちが楽しめるようなことを自由にやらせてもらえるから、巡り巡ってリスナーさんにもその楽しみが本音として伝わるんだと思います」

こうして、「よな水」とキンレイの間には、「一緒に何かをつくっていく」感覚が自然と育っていきました。その延長線上にあったのが、後に実施されるオンラインイベントであり、そこから生まれることになる「キンレイソング」でした。

コロナ禍でつながった、クローズドなオンラインイベント

「よなよな水曜日」とキンレイの関係性が深まる中、2021年3月のコロナ禍に、とあるイベントが実施されます。リアルに集うことが難しい状況だからこそ、リスナーと一緒に温かい時間を共有したい。そんな想いで企画された、100人限定のオンラインイベント「ナイトオブキンレイ よなよな水曜日」です。

Zoomの画面越しではありましたが、番組とリスナーが同じ時間を共有し、言葉を交わす、特別な夜になりました。

この日、近藤さんが即興で曲を作るというコーナーがあり、「せっかくだからリスナーから歌詞を募集しよう」という流れに。歌詞を一曲分考えてもらうのではなく、「キンレイとは?」というテーマでひと言ずつ送ってもらい、近藤さんがそれをつなげ、メロディにのせて、一曲の歌にするという試みです。

そこでリスナーのみなさんが送ってきてくださったのが、「私んちの冷凍庫をキンレイでパンパンにしたい」「氷がとければ心もとける」「カチッカチからアッチッチ」など、実感のこもった“キンレイの姿”でした。

リスナーのくれた言葉が、そのままキンレイの歌になった!

「ラジオのリスナーさんって、参加者でもあるので。自分の言葉が何か形になるかもと思うと知恵をしぼって参加してくださる。普段、耳から言葉を聞いて楽しんでいる人たちばかりだから、センスもあるんです。キンレイソングを作ろうってなったときも、私たちが普段お伝えしているキンレイ商品への感想を聞いたり、自分でも買って食べてくれたりとかして、実際に自分が感じたことを自然と言葉にしてくれたんですよね。私ひとりでは作れなかった歌詞だし、だからこそ、キンレイさんの良さもリアルに伝わる歌になったと思います」(近藤さん)

そして完成したのが、『カチッカチからアッチッチ』です。素朴で、どこかくすっと笑えて、それでいてキンレイへの想いがまっすぐに伝わってくる。思わず口ずさみたくなる親しみやすいメロディとともに、日常の中でリスナーが感じてきたキンレイの姿が、そのまま一曲の歌になっていました。

キンレイ社内でも「キンレイのことを、ここまで端的に表した歌はない」という声が上がり、「リスナーの実感から生まれたこの曲をこれからも大切にしていきたい」という思いから、楽曲を正式に買い取り、活用していくことになりました。

カチッカチからアッチッチ
私ん家の冷凍庫をキンレイでパンパンにしたい
水いらずで鍋に入れて火にかけるだけ
氷が溶ければ心も溶ける
カチッカチからアッチッチ

ダシが沁みるぜ 箸が止まらない
手に取るはなべやき屋キンレイ
一生食べる。そう誓った日
ありがと。いただきます。キンレイ
これからもよろしくね。キンレイ
カチッカチからアッチッチ

「よな水」から見た、キンレイのものづくり

素敵なキンレイソングを生み出すことになった「よな水」。パーソナリティのおふたりは、「ものづくりをする会社」としてのキンレイに対して、どんなイメージをお持ちなのでしょうか?

まずは近藤さん。「マジでオタクって思ってます(笑)。商品開発ひとつにしても、え、そこまでやる必要ある?もうちょっと手前で商品化できたやろ、もうちょっと楽にする方法あったやろ、みたいな。新商品をリリースするスピードだって、そこまでこだわらんかったらもっと出せるんじゃないかなって思うんです。でもやっぱりこだわり尽くして、自分たちが納得しきってから商品にする、そういう姿勢の“オタクが作った商品”だからこそ、心から信頼できると思ってます」

北村さんはいかがでしょう?
「キンレイさんの商品って、いわゆるグルメコメントのようなものを前もって用意する必要がないんです。食べたときに絶対うまいものがくるだろうから、そのとき浮かんだ言葉で言えば十分伝わるという絶対的な信頼がありますね。試食品をよく持ってきていただくんですけど、一口食べて終わりというものではなくて、「今日の晩ごはんはキンレイさん!」と思って来てます。本当においしいので。これから先も、キンレイという企業名を読み上げるとき、喉が潰れてもいいので(笑)、全身全霊で言葉にしていきたい!と思っていますよ」

「よな水」のおふたりと出会えたこと、そして、番組を通じて多くのリスナーさんとつながれたこと。それは、キンレイにとってかけがえのない財産です。これからも、楽しむ心と“オタクなものづくり”を忘れずに、リスナーと寄り添う一杯を届けていきます。

※「よなよな水曜日」は、現在Podcast番組「よな水リターンズ」として毎週水曜21時頃に配信しています。