目をつぶって食べたら、
お店の光景が浮かんでくる。

発見 09

名店たちが語る、キンレイとの想い──。
喜多方ラーメン坂内から50周年を祝うメッセージをいただきました。
キンレイさんとの監修商品開発で、最も印象に残っているのは、やはりスープの再現にかかった時間のことです。坂内のスープは、透き通っていて、かつ「また食べたい」と後に残る旨味が特徴ですが、それを再現するのには本当に時間がかかりました。見た目はとてもシンプルなスープなのですが、だからこそ、その中で味を表現するのが非常に難しいのだと感じました。
ようやくラボでの試作品が完成して、「これでいける」と安心していたのですが、工場でのライン製造品との間で味にブレが生じてしまい、発売ギリギリまで調整が続きましたが、なんとか間に合わせることができて、本当に安堵しました。今となっては良い思い出です。
完成した商品については、他のラーメン屋さんの社長さんからも「すごい完成度ですね!」とコメントをいただいてます。こんな簡単な手順で食べることができる商品にも関わらず、しっかりと喜多方ラーメン坂内のイメージを再現してくださっていると思います。特に麺が本当に良くできているので、ぜひ目をつぶって食べてみてください。きっと坂内のお店の光景が脳裏に浮かんでくると思います(笑)。
キンレイさんの開発・企画メンバーの方々とご一緒して感じたのは、弊社側の抽象的な表現や難易度の高い要望に対しても、常に真摯に向き合ってくださる姿勢です。根気強く、数え切れない数の試作を繰り返しながら、完成にたどり着いてくださったことからは、「喜多方ラーメン坂内」というブランドへのリスペクトが強く伝わってきて、とても嬉しかったですし、何より信頼できると感じました。
弊社もクオリティに対してとことんこだわる会社ですので、その姿勢にはとても共感しています。開発の過程で、キンレイさんの取り組みから学ばせていただいたことも多くありました。
今後は、キンレイさんが持つ素晴らしい技術を、店舗でも活かせるようなBtoB商材にも展開していただきたいですし、ぜひ海外での活用も視野に入れて欲しいと思います。
キンレイさんが50周年を迎えるタイミングで、弊社の「喜多方ラーメン坂内」の監修商品がラインナップに加わっていることを、とてもありがたく感じております。これからも、できる限り永くご一緒させていただけるよう、弊社としてもより一層尽力していきたいと考えております。そして、この先の50年、100年と、末永く素敵な商品を送り届けてください。
株式会社麺食 代表取締役社長 中原誠
店舗情報

喜多方ラーメン坂内
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福島県喜多方市の名店「坂内食堂」の味と想いを受け継ぎ、1988年、長野県に1号店を開業。全国に店舗を展開し、豚骨清湯の透き通ったスープともちもちの平打ち熟成多加水麺が特徴。毎日食べても飽きない味で、幅広い世代に親しまれています。
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